エルモが旅立ちました

ドッグ

1/7(木)午前9:30過ぎ、エルモが旅立ちました。

前日に、それまでシリンジから食べていた離乳食の流動食が食べられなくなり、水分も十分に取れず、コクッ、コクッと少しづつ飲み下す程度で、午後からは呼吸が荒くなっていました。その日の晩は急変があった時にすぐに気がつけるようみんなでリビングで寝ました。

翌朝、掛かりつけの病院に点滴に連れて行ったのですが、診察台に乗せたところで最後にひとつ大きな呼吸をした後、みんなに見守られながら息を引き取りました。

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昨年の春に前立腺がんの大きな手術をしてから約半年の間、数度の追加の手術に耐えながら元気に過ごしてきましたが、昨年の11月に再発しました。
その後約2ヶ月足らずの間に、元気に跳ね回っていたエルモが走れなくなり、歩けなくなり、立てなくなり、ご飯が食べられなくなり、段々と衰弱していきました。

元気が取り柄で遊ぶのが何より大好きなエルモにとって、自分の力で立ち上がれない、立たせてあげても歩くことなく転んでしまう、自分の体に起きた変化はとても辛いことだったろうと思います。

犬の前立腺がんは非常に進行が速く、また予後の経過が良くないことで知られています。
エルモは事前に転移が無いことを確認し手術に臨みましたが、確認出来ない細胞レベルでの転移は残念ながら進んでいました。
再発後の治療は終末医療という扱いで積極的な治療方法はなく、痛み止めや止血、炎症を抑える薬を処方しつつ経過を看ることが基本です。
1日も速く完治を目指せる新しい治療法が始まることを願ってやみません。

半年足らずの間にロビンとエルモ、2人の我が子を無くすとは思いもしませんでした。
今頃は昔のように元気にジャンプしながら、大好きなロビンと一緒に遊んでいるでしょうか。

12月の誕生日、そして新年を無事に迎えられ、親孝行な子でした。ロビエル家恒例の河津桜まであとひと月、一緒に観に行きたかったね。

写真は元旦の朝、チクチクボールにご機嫌なエルモです。

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生前エルモを可愛がり、応援してくださった皆様大変ありがとうございました。

コメント

  1. rizureoroi より:

    よく頑張りました。
    最後は皆さんに見守られながらさよならしたんですね。
    悲しいことだけど、エルモちゃんは幸せな最後だったと思いますよ。

    『犬っていうのは亡くなってからも飼い主の横にぴったり
    寄り添っているらしい』というのをどこかでみました。
    ほんとにそうだと嬉しいですね。

    エルモちゃん、安らかに・・・合掌

    • inucamp より:

      病気が見つかってからのこの一年間本当によく頑張ってくれました。
      とても悲しいですがそれ以上に楽しい思い出をたくさん一緒に作れました。
      これからはロビンと一緒に僕たちを見守ってくれることと思います。
      ありがとうございました。

  2. カイ より:

    ご冥福をお祈り申し上げます

    きれいな二人だったのに
    とても残念で悲しいです

    • inucamp より:

      今日の午後お別れをしてきます。
      僕たちとはお別れですが、エルモのことはロビンがたくさんの友達と一緒に迎えてくれるので寂しくないと思います。
      ワンちゃんとのキャンプ楽しんでくださいね。
      ありがとうございました。

  3. jaco より:

    ご冥福をお祈り申し上げます。

    初コメです。いつも愉しみにブログを拝読させていただいておりました。
    「痛い」「辛い」と言ってくれない子供達との別れは、とても悲しく、
    胸が締め付けられる思いがいたします。

    エルモちゃんは、とても幸せな犬生を送ることができたと思います。
    これから、一段と寒くなるようです。
    ご自愛くださいませ。

    キャンプ好き、ミニシュナの親より

    • inucamp より:

      コメントいただきありがとうございます。

      エルモは活発な子でしたが吠えたりすることはありませんでした。
      そんなエルモが、亡くなる2日前に上半身だけ起こして声を出して何事か訴えていました。トイレに行きたいわけでも喉が渇いた訳でもなかったようで、撫でてあげることしか出来ず、言葉が通じたらどんなに良いかと思いました。

      ミニシュナちゃんとのキャンプ楽しんでくださいね。

  4. BOW WOW より:

    ご心痛察せられます。
    ご冥福をお祈り申し上げます。

    • inucamp より:

      ありがとうございます。
      今頃ロビンやたくさんの友達と楽しく遊んでいることと思います。

  5. 元気のママ より:

    初めまして。色々と調べていたらここに辿りつきました。読んでいて涙が溢れて止まりませんでした。ロビンちゃんもエルモちゃんも頑張りましたね。私もエルモちゃんと同じ前立腺癌のミニシュナが居て一昨日旅立ちました。
    記事を読んでいたら同じような経過だったんだなと思いました。病気が発覚したのは去年8月18日。同じように1ヶ月持つか持っても3ヶ月だと先生には言われてました。私は手術は決断できず、でもしてあげてたらあと3ヶ月は違ったのかなと今思います。
    去勢手術したのに前立腺癌で、しかも動物医療はかなりの遅れがあり完治はない、予後も良くないと絶望的でした。今は亡くしたばかりで涙が止まりません。何がこの子に良かったのかもっとできることはなかったのか。ただただ寂しくて悲しくて眠った姿をみて謝っています。

    もっともっと動物医療が良くなれば良いですね。
    今年初めて河津桜を見に行きました。時期はズレていますが同じような時期に同じように頑張っていた子が居たんだと思わず記事をみてコメントさせて頂きました。
    ロビンちゃんエルモちゃんのご冥福をお祈り致します。
    ありがとうございました。

    • inucamp より:

      元気のママさん
      はじめまして。
      ママさんも元気くんも闘病がんばりましたね。きっと今頃元気くんはママさんのそばで「幸せだったよ。今までありがとう。」と言ってくれていることと思います。
      手術のリスクの高さ、期間は違えど迎える結果は同じとの説明もあり、手術するかしないか、我が家もとても悩みました。それぞれメリット・デメリットがありますので、選んだ選択肢が正解だと思いますし、できることはしてあげられたのではないでしょうか。

      元気くんのご冥福をお祈りします。

  6. yumi より:

    ついに我が家の犬も前立腺癌の疑いと言われました。先日この子の兄弟を見送ったばかりなのに…
    今は炎症が酷いので落ち着いてから癌の検査などになるようです。
    血尿、頻尿、下痢、血便、食欲不振の状態です。
    点滴と抗生物質、炎症止めの治療中です。
    前立腺癌は本当に厄介なようですね。
    そして前立腺癌を調べて、ここに辿りつきました。
    ロビンちゃんとエルモちゃん、飼い主様の導き有り難いです。

    • inucamp より:

      yumiさん
      はじめまして。ご兄弟のワンちゃんを見送られたばかりなんですね。前立腺癌の疑いが晴れると良いのですが…
      前立腺癌は確かに厄介ですが、きっとワンちゃんは今までどおり毎日を楽しく過ごすことだけを考えて生きて行くのではないでしょうか。うちのエルモからもそんな姿が思い起こされます。そして私たちはそんなエルモを支えられることが何よりも幸せでした。
      根治に向けての治療方針の目処がつくと良いですね。微力ではありますが応援しています。

      • yumi より:

        ありがとうございます!
        別れは寂しいですね。
        最初にお父さんがきて、一年後にお母さんが来て、更に一年後に子供が4匹生まれました。先日亡くしたのは次男でした。7年という長い長い闘病生活でしたが、色々な経験をしました。楽しくも可笑しく、元気な時もあれば辛い時もありました。残り5匹になってしまったと思っていた矢先のことで…
        うちの次男は もしかしたらロビンちゃんとエルモちゃんに会ったかもしれませんね笑
        どうなるにせよ、これからも一緒に笑っていきます!
        温かいコメントありがとうございました。

  7. ランディママ より:

    初めまして。
    昨日うちの子に前立腺ガンの宣告を受けてもう転移してるので長くはないと言われ途方にくれてる家族です。
    色々とネットを見てこちらに辿りつきました。まだ気持ちが不安定で受け入れられてない部分がありますが、うちの子の為に頑張って介護するつもりです。未だ7歳なのでしたい事もあったでしょう。涙が出て止まりません。色々教えて頂けたら嬉しいです。
    よろしくお願いします。

    • inucamp より:

      ランディママさん
      はじめまして。お辛いですね。
      エルモの経緯と私たちの経験が少しでも参考になれば幸いです。
      介護中は無邪気な姿にこちらが元気づけられていたような気がします。
      私たちは主治医の先生の勧めもあり最後まで一緒によく外に出かけました。やっぱり外で遊ぶのが大好きでしたし、少しでもたくさんの思い出を残したいというこちらの気持ちがあったためです。お互い良い気晴らしにもなったように思います。

      ランディさんもご家族も応援しています。

      • ランディママ より:

        早速のお返事ありがとうございます。
        同じ病気を経験されたので、こころ強いです。便が細くなり直ぐに、病院に受診しましたが前立腺嚢胞だという事でセカンドオピニオン。高度医療の病院でCT検査、細胞診ではガンは見つからず。嚢胞の処理して前立腺肥大は少し小さくなってきてました。しかし頻尿と排便困難、食欲不振で体重もへりました。2カ月経過してガンはフルスピードで、小さな体を侵してます。うちの子はヨーキーで体も小さく痛々しいですが、努めて明るく接して行こうと思ってます。エルモちゃんを亡くされてお辛いところお返事頂き嬉しい限りです。またよろしくお願いします。

        • inucamp より:

          ランディママさん
          お返事遅くなってすみません。
          食欲不振で痩せると心配ですよね。小さなヨーキーなら尚更かと思います。
          うちでは少量でも栄養が摂れるようパピー用の粉ミルクなどもあげていました。
          少しでも痛みが緩和されて穏やかな毎日が過ごせるといいですね。

  8. 百太の母ちゃん より:

    はじめまして、
    今月5日に前立腺癌の施術をうけた12才のミニチュアダックスの男の子です。
    16日に退院して19日に抗がん剤治療が始まりました。
    紙おむつはしてますが今のところ食欲、元気はあります。
    エルモちゃんのブログとても参考になりました。
    施術は本当に悩みましたが新年を一緒に迎えたい想いで決めました
    これからも、思い出を作っていこうと思っています。
    ありがとうございました。

    • inucamp より:

      百太の母ちゃんさん、はじめまして。
      手術を受けた子は百太君でしょうか?長時間の手術頑張りましたね。きっと元気にみんなで新年を迎えられますよ。
      転移が無いのが一番ですが、免疫が低下しないよう毎日ストレス無く楽しく過ごせるといいですね。
      オムツたくさん使うと思います。我が家はAmazonファミリーで人の赤ちゃん用のオムツを安く買って使っていました。サイズが合えばオススメです。

  9. 百太の母ちゃん より:

    返信ありがとうございます。
    百太は私の長女が千恵と申しましてその弟になるから
    千の弟は百との事で百太に命名しました。
    先日の3時間の点滴も全然鳴かなくて助かりましたと
    先生に褒められましたが…我慢しなくて良いのにと可哀想に
    なりました。
    免疫が低下って言葉に出せないぶんストレスになって
    しまうんですね。
    気をつけていこうと思います。
    オムツは色々試していますが赤ちゃん用とは…早速明日
    行ってみます。
    又、此れからよろしければ教えて下さい。
    ありがとうございます。

    • inucamp より:

      ご家族繋がりの命名なんですね。素敵です!3時間の点滴をちゃんと出来るなんていい子ですね。エルモは我慢できず大変な時もありました。
      きっと良い方向に向かいますよ。応援しています。

  10. グーの相棒。 より:

    時間がたってからのコメント失礼します。私の愛犬が11月20日に前立腺癌で手術を受けます。前立腺、膀胱、ペニスを摘出して尿道と尿道を繋ぎ合せます。手術はしないと決めて居たのに、放射線は効かないタイプの癌細胞で抗がん剤や消炎鎮痛剤では進行を遅らせることはできても腫瘍は小さくならない、などの説明を受け、愛犬は排便に障害がありましたので楽にしてあげたいと手術を選びました。尿はいたって普通。排便もお薬や食事でよくなってきたのに。手術を選んだのが良い選択肢だったのか心を痛めてます。
    でも、体力あるうちに腫瘍を取って、もしも取りきれたらという期待にかけずにはいられませんでした。
    今はガランとして静かすぎる時間が辛いです。1週間から2週間入院って、辛い思いばかりさせてしかもリスク高い手術をうけさせてごめんと謝ってます。
    エルモちゃんの記録を残してくださりありがとうございました。何度も何度も読みました。
    良い方向にむかうよう、頑張ります。早く愛犬に会いたいです。長文ごめんなさい、です。

    • inucamp より:

      グーの相棒。さん

      コメントありがとうございます。今日手術だったんですね。
      我が家も当初は手術はしないつもりでしたが手術を選びましたので同じ境遇ですね。術後の回復に少し時間を要すると思いますので、しばらくお互い寂しいことと思いますが、きっと病気になる前と変わらない元気さを取り戻してくれますよ。
      毎日どうやって楽しく過ごすかばかりを考えているポジティブシンキングのワンコの生命力はとても強いです。こちらも負けないよう良い方向に向かうよう信じましょう!