キャンプ2日目の朝。
ここのチェックアウトは10:30と少し余裕があるので、ダラダラ撤収のロビエル家でものんびり出来るのが嬉しい。
奥さんとエルモが先に起きて散歩に行っていました。奥さんが撮ってきた写真。小さくポツンと赤いテントが。
今回奥さんはコットをテントに持ち込んでマット無しで寝たのですが少し寒かったそうです。
僕はテントの上にダウンマットを敷いて寝ましたが少し暑くてシュラフから出ていました。思った以上にダウンマットは防寒効果が高そうです。
シュラフもいい加減買い換えたいなあ。
キャンプの朝は火起こしから。朝ご飯は昨日「しいの木やま」で買ったフォカッチャを軽く炙って食べました。
ローズマリーと岩塩、トマトとチーズ、チーズ4種、桜海老とじゃこの4種類。どれも美味しく朝から出来立てを買えたらいいのにと思います。
キャンプ場で朝に飲むコーヒーの美味しさは普段の2割り増し。ポーレックスのコーヒーミルは家でもキャンプでも大活躍。
ロビンも一緒に来ています。
お腹も満たされネムネムなエルモ。
朝ご飯の後は場内散策。サイトの下段からサイトを見上げるとエルモがこっちを見ていました。
名残惜しいけどそろそろ撤収しないと。ペグ打ちをサボったからか結構結露があったのでしっかり乾燥させます。
テントを畳み終わってから、二人揃ってテント内にiPhoneを入れたままという失態に気付き、せっかく畳んだテントをまた広げることになり、結局ギリギリの時間にチェックアウトとなりました。
キャンプ場を後にし、まずは昨日目を付けておいた棚田を見に行きました。展望台から見下ろした棚田の風景。
棚田って英語ではテラスなんですね。
途中の道にはミカンがたくさん。
田植×、収穫○の微笑ましい看板。
段々になっている棚田を見ながら更に下ります。至る所に電気柵があるので注意が必要です。
みなさん収穫の真っ最中。笑顔が溢れています。輪島の千枚田と比べると小規模ですが、山の合間から海が見える贅沢なロケーション。
松崎へ移動し、10年近く前に友達みんなで釣りに来た松崎港へ。のんびり釣り糸を垂れる人達が何人かいるけど連れてなさそう。お昼時だしね。
お昼ご飯は松崎港近くの「蔵ら」へ。
さんま寿司とちらし寿司を注文しました。どちらも味噌汁と天ぷら付きで一人前なんと税抜500円。会計の時は聞き間違いかと思いました。
さんま寿司は酢の効かせ具合がほどよい感じ。光り輝くさんまが美しい。
ちらし寿司は魚の分量が少なめですが、値段からすればかなりお得です。
蔵らで温泉を探していることを伝えると、大沢温泉の山の家がおすすめとのこと。こういう情報本当にありがたいです。お店でもらった地図の縮尺が道の途中から異なるようで思ったより先にありました。
綺麗な川沿いにある100%源泉掛流しの温泉。
山の斜面を切り出して作ったと思われる小ぶりながらもワイルドな湯船に、一応洗い場もあります。
湯船の底からボコボコと勢いよく温泉が噴き出していて見事なまでに贅沢な掛け流しっぷり。
手を浸すとかなりの熱さ。熱さには強い方なので桶にお湯を汲んで掛けるとやっぱり熱い^^;
熱さに耐えつつ湯船に入り奥の山側へもたれ掛かります。振り返ればすぐそこにシダ植物が生える山肌と自然たっぷり。野天風呂っていうんでしょうか。この雰囲気好きです。
熱いので出たり入ったりを何度か繰り返し、満足して上がりました。いい温泉が見つかりました。
温泉の後は西伊豆方面をグルッと。まずは堂ヶ島へ。
遊歩道をどんどん進み、長い階段を登ると、
遠くにトンボロ現象で有名な三四郎岩が見えました。
天窓洞は船から見てこそですね。陸からは今ひとつ。
遊歩道の終了手前にも岩穴があり、遊覧船がやって来ました。
遠くに見えた三四郎岩へ。
干潮時は岩まで続く陸地が現れ渡ることが出来るトンボロ現象。丁度干潮の時間でしたが、この日は潮の引きが弱くとてもトンボれそうにない。
春の手術以来初めて海に入って嬉しそうなエルモ。せっかくなので僕らも靴を脱いで一緒に遊びました。
今回のキャンプで一番楽しい時間だったかも。エルモが楽しそうだとこっちも幸せな気持ちになります。渡れる時にまた来ようね。
夕日が綺麗な観光地が盛りだくさんの西伊豆。続いては黄金崎へ行きました。有名な岩は横から見た馬の首に似ていることから、通称「馬ロック」だそうです。確かに似てる。
顔の長さならエルモも負けないよ。
最後は土肥港に寄って1時間ほど釣り。大きなフェリーが来ていました。
係留ロープの周りにアオリイカの新子がたくさんいたのでミニマルを投げてみましたが釣れません。
周りではサヨリが釣れていました。サヨリを追い回すシイラを狙ってみましたが、残念ながらノーフィッシュ。
土肥から沼津へ抜けて帰路に着きました。
今回はこれまで避けてきた一泊のキャンプでしたが、伊豆ぐらいの距離なら充分楽しめそうなことがわかりました。むしろ一泊とは思えない充実ぶりは大きな収穫でした。
設営、撤収が楽なヒルバーグと最小限の装備の貢献も高そうです。
これまで伊豆といえば東と南ばかりであまり縁がなかったのですが、雄大な景色に魅せられたキャンプでした。
コーヒーやスープ用のお湯を作るのにちょうど良いサイズ。付属のカップも断熱性が高く便利です。
設営、撤収が簡単でコンパクトに収納できます。
我が家は夫婦二人と犬2匹でジャストサイズです。
広げれば大きく畳めばコンパクトと我が家には理想的なタープです。
見た目も良くロースタイルキャンパーにおすすめです。
我が家はテントとタープの色に合わせて赤と緑を使用しています。
柔らかい光が魅力のロビエル家のメインのランタン。灯油だから経済的。
布製の焚き火床が特徴のコンパクトな焚き火台。
キャンプの時は一眼で。
コメント