エルモの前立腺がんの再発

ドッグ

先日のキャンプから帰ってきた日に体調を崩したエルモ。膵炎にばかり目を奪われていましたが、癌の再発が急速に進行していることがわかりました。

膵炎との診断で治療を続けて約2週間、膵炎の症状は改善し元気になってきたかなと思っていたのですが、常に便意がある様子で、ウンチに行くか寝てるかという状態が続いていました。ウンチをする時も辛そうで、血便とまではいかないものの、血の匂いがするのも変わりはありません。
痛みがあるのか歩きたがらないし、あんなに大好きだったオモチャにも反応しません。元気が取り柄のエルモなのに。

新たな異常に気付いたのは膵炎の治療を始めて1週間後、陰嚢の腫れに奥さんが気づきました。エルモは去勢済みなのですが、去勢していないかのように腫れていました。膵炎を起こしたことや先に書いた症状などから、掛かりつけの先生の勧めもあり、東大の診察を予約しました(東大は外来は月曜と木曜のみで予約が必要です)。

そして今日診察に行ってきました。
これまでの経緯は伝達済みだったので、問診では追加で昨日一昨日に見つけた以下を伝えました。

  • 左足の浮腫み
  • お尻に腫れがあり触ると痛そうなこと
  • 足の付け根のしこり
  • 左膝裏のリンパの腫れ
  • 立ち上がりにくい

先生からは、恐らくは再発、転移だろうと言われ、細胞診の結果リンパ節への転移との診断がされました。リンパ節が腫れた結果、静脈の血流が圧迫され下半身に浮腫が出ているのではないかと。
実は東大ではキャンプに行った週の月曜日の10/26に定期検診に行き、転移はなく問題無しとの診断をもらったばかりで、次の診察は年末のはずでした。
そのような状況下ではありながらも、膵炎で免疫が低下したためか10日ほどで一気に進行した可能性があるとのことでした。
レントゲンでは以前に見つけた肺への転移が少し大きくなっていることも確認出来ました。
前立腺がんの手術をしてから8か月。時期的には危険なタイミングであることも聞きました。
(前立腺がんの発見から手術までの経緯はこちら)

何がしてあげられるのか。
残念ながら癌の進行に対して新たにしてあげられることは無いそうです。一つイタリアの新薬があるらしいのですが半年間在庫が無く、今後も入荷の目処が無いこと、またエルモにどの程度の効果が得られるかわからない上に副作用もあるらしく、どちらにしても期待は出来そうにありません。
腫れは今後も酷くなる可能性があり、腫れを引かせてあげることも出来ないそうです。
唯一、痛みのケアをするためにモルヒネを処方されました。

帰ってきてからご飯と一緒に服用させてみましたが少し楽になった様子が伺えました。
癌には足踏みをしてもらい、エルモには先日のキャンプの時のように、ボールを追いかけ元気にピョンピョン跳ね回る姿を見せてくれることを願って止みません。

診察の合間にお疲れのエルモ。今日は長時間で疲れたね。

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11/20追記
未明に下痢の症状があらわれ何度もトイレに行き、再度血便が出るようになりました。朝になって病院に確認したところ、ストレスや圧迫による出血ではないかとのこと。モルヒネの影響ではなさそうです。

コメント

  1. rizureoroi より:

    神様どうか助けてください。
    毎日私もお祈りします。

    涙がこぼれ落ちます。
    ごめんなさいね。

    穏やかな毎日が過ごせますように。

    • inucamp より:

      rizureoroiさん
      ありがとうございます。
      癌が見つかって以来、何度も逆境を克服してきたエルモですので、一緒に乗り越えられたらと思います。